遼、マッチプレーに向け現地で軽めの調整!
2011/02/22 10:49
4月の「マスターズ」まで2ヶ月間に渡る米国遠征をスタートした石川遼。初戦の「ノーザントラストオープン」は、日没サスペンデッドの影響で大会3日目の土曜日までプレーしたが、予選落ちに終わった。そして、日曜日に次戦「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の会場があるツーソンに移動し、月曜日の10時前にはコースに姿を現した。
黄色いパンツ姿で登場した石川は、早速ドライビングレンジに向かうが、その手前の通路にはサインを求めるギャラリーの人垣ができていた。「イシカワ!」「リョウ」と石川の名前を呼んでサインを要求するギャラリーたち。石川も快く、フェンス越しに並んだファン一人ひとり丁寧にサインを行った。
ドライビングレンジで練習を終えた石川は、1番ティグラウンドから練習ラウンドをスタート。この日は9ホールで終え、軽めの調整を行った。大会の公式パンフレットに石川の写真が選手の一人として掲載されていることを知ると「先週のロスよりも今週のほうが、自分を知ってくれているファンが多いですね」と話す石川。
ファンからのサイン要請が多かったことでも、それを実感している石川だが、なによりも昨年石川が3回戦まで進出しベスト16に入った実績をもたらしたからこそ。今年も1試合ごとに一対一の真剣勝負が行われるが、昨年を上回る成績を残すことができるだろうか。