勇太、クラブの調整に2時間!連日の夕暮れ帰宅
2011/02/16 12:21
米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」の指定練習日となる火曜日、9時過ぎにコースに現れた池田勇太は、ドライビングレンジに向かった。小雨が降り続ける中、一通りのクラブを試すと1番から練習ラウンドをスタートした。
前日はプロアマ戦の終了後に1番から石川遼とスタートした池田は、13番までプレーすると、日没が迫っていたため18番をプレーしながらクラブハウスに引き返してきた。この日は1人でラウンドし、順調に18ホールを消化した。
その後、ラウンド中に違和感を持ったアイアンのグリップやフェースの向きなどを調整するため、ブリヂストンのツアーバスに向かった。少しずつ微妙な調整が必要だったため、クラフトマンが作業をしたら、直後に池田が試し打ちを行うという作業を繰り返した。
結局、その作業が全て終了したときには、日が暮れ始めた。この2日間、コースをラウンドした感想として「コースの状態は凄く良い。グリーンの仕上がりも硬くて締まっていて良いコースですね」と話す。そして自分の状態については「ここに来るまでハワイでトレーニングと打ち込みはしてきたから良い状態ですよ」と、納得の表情。
池田が高評価をするコースだが、明日から予報どおり大雨が降ってしまったら、コンディションの悪化も想定される。「まあ、天気が悪くなるのは聞いているし、自然相手なので自分のバランスを崩さないように戦いたい」と、いつものように冷静だ。
明日もプロアマ戦が行われ、池田は今回も出場メンバーに入っていない。「明日の予定?まだ決まっていません」と静かに答えて、暗闇のゴルフ場を後にした。