2011年 ノーザントラストオープン

遼、雨対策に2種類のドライバーをお試し中!!

2011/02/16 11:41
早朝から練習ラウンドをスタートしたが、この日は9ホールで切り上げた石川遼

米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」に出場する石川遼が、6時30分にコースに現れ、7時20分には10番ティから練習ラウンドのスタートを切った。小雨が降る中、この日1人でラウンドした石川は、1球1球手ごたえを感じるように9ホールをラウンド。

今の石川はグリーン周りのアプローチに自信を持っており、更なる上位を目指す。「世界の舞台で日本人選手も戦えるということを証明したいです」と、自身の開幕戦から気合は十分だ。

18番グリーン周りには多くのファンが人垣を作りサインを要求。一人ひとり丁寧に対応した石川は、そのままドライビングレンジに向かった。そして、一通りのクラブを練習したが、ドライバーは練習ラウンドで使用したロフト角9度ではなく10度を使用していた。

「明日から天気が崩れると聞いているので、9度にしようか10度にするかを考えています」と話す石川。雨でフェアウェイに水がたまってしまうと、ランが出なくなるためキャリーでの飛距離が大事になってくる。それを警戒する石川は、練習で高弾道が出る10度を試していた。

明日16日(水)にはプロアマ戦が予定されており、日本人選手で唯一石川がこのメンバーに選出されているが、天気予報は降雨が90%となっているため、中止になってしまう可能性もある。大会初日の木曜日は回復しそうだが、金曜日にも再び雨の予報になっているため、石川のドライバー選択は日替わりとなるかもしれない。

2011年 ノーザントラストオープン