2011年 ソニーオープンinハワイ

丸山茂樹、優勝ならずも「満足です!」

2011/01/17 14:25
最終ラウンドの16番でバーディパットを外し悔しがる丸山茂樹。8年ぶりの米ツアー制覇は叶わなかった

米国男子ツアー第2戦「ソニーオープンinハワイ」で、最終日に行われた決勝ラウンド36ホールを首位タイで迎えた丸山茂樹。第3ラウンドでスコアを伸ばせず、第4ラウンドは1つスコアを伸ばしたが、優勝スコアには5ストローク及ばず通算11アンダーの7位タイに終わった。

この日36ホールの長丁場となる戦いを終えた丸山は、悔しさよりも晴れ晴れしい表情でクラブハウスに戻ってきた。「シーズンが開幕したばかりのこの時期に優勝争いができましたし、最終組で戦うことができたので満足です」と、力強く話す。

決勝ラウンドに入り、ピンポジションはよりタイトになったことで、スコアを伸ばすことができなかったが「最終ラウンドはグリーンの奥に切られているホールが多かったので、飛距離的にも自分には厳しかったですね。ワイアラエCCはPGAツアーでも比較的コースが長くないのですが、今日の設定では自分はつらいですね」と、飛距離自慢の揃ったPGAツアーの中で最後まで優勝争いをすることの難しさを改めて口にする。

今回ベスト10入りを果たしたことで、数試合のPGAツアーに出場することが可能となるが「とりあえず日本の開幕(3月末)までは、トレーニングを行う予定でしたが、いくつかPGAの試合に出るかもしれません。すべてはこれから考えます」と、日本ツアー開幕前にもう少し米ツアーに参戦する可能性も示唆する。

2011年 ソニーオープンinハワイ