日本アマ王者が米国PGAツアーに参戦
2011/01/13 15:21
1月13日(木)から4日間、米ハワイ州オアフ島のワイアラエCCで行われる米国PGAツアー第2戦「ソニーオープンinハワイ」には今季からPGAのツアーメンバーとなった新人選手35人のうち、27人が出場する。中でも注目されるのが今季の最年少ルーキーとなる20歳のキム・ビーオ(金飛烏)だ。
韓国出身のキムはアマ時代から日韓でその名をとどろかせてきた。2007、08年の「日本アマチュアゴルフ選手権競技」に出場。石川遼も出場した07年には予選2日間で通算11アンダーをマークしメダリスト(予選トップ通過)のタイトルを獲得。08年には決勝で小平智を下して17歳で優勝、同年には母国の「韓国アマ」も制している。
同年の日本ツアーのQTを突破後プロに転向。昨季は韓国ツアー「ジョニーウォーカーツアー」で同ツアー歴代最年少となる19歳11か月19日で優勝。最優秀選手賞、最少ストローク賞、新人王といったタイトルを獲得した。そして12月に行われた米ツアーのQスクールを11位で突破しツアーメンバーの資格を手にした。
昨季はノ・スンヨルが欧州ツアー「メイバンク・マレーシアオープン」で優勝。日本ツアーではキム・キョンテが日本ツアー賞金王となり、プロアマを問わず、女子に負けじと若手の台頭著しい韓国男子ゴルフ界。楽しみな選手がまたひとり、世界最高峰のツアーでしのぎを削ることになる。