タイガーウッズ、世界ランキング首位奪還の最後のチャンスとなるか

タイガー・ウッズが大会ホストを務める「シェブロンワールドチャレンジ」が、12月2日（木）から5日（日）、カリフォルニア州にあるシャーウッドCCで開幕した。世界ランキング50位以内の18名によるこの大会は、昨年から世界ランキングのポイント対象となり、タイガーにとっては首位奪還をかけた今年最後のチャンスとなる。

大会初日に、通算7アンダーで単独首位にたったタイガーは、最終18番ホールでボギーを叩くも、8つのバーディを量産した。新しいパターは今ひとつだが、きれのあるアイアンショットが冴え渡った。タイガーは1996年のプロデビュー以来初となる、ツアー未勝利のままシーズンを終了。「ゴルファーとして、さらには人として、今年はどんな年よりも多くを学んだ1年だった。」と大会前の火曜日にコメントをしているが、今年最後を笑顔で締めくくるためにも、優勝争いへの期待がかかる。

首位と1打差の2位タイには、21歳のロリー・マキロイ（北アイルランド）と、グレーム・マクドウェル（北アイルランド）、また、通算3アンダー4位タイには、ダスティン・ジョンソン、スチュワート・シンクのアメリカ勢が並んでいる。ここ数戦、調子を上げてきているイアン・ポールター（イングランド）はイーブンパーの8位タイで初日を終えた。

＜上位の成績＞
1位 7アンダー T.ウッズ
2位T 6アンダー R.マキロイ、G.マクドウェル
4位T 3アンダー D.ジョンソン、S.シンク
6位T 2アンダー L.ドナルド、C.ビジェガス
8位T イーブンパー I.ポールター、H.メイハン 他