米国男子ツアー

1位陥落のタイガー「勝ててもいないのでしょうがない」

2010/11/01 13:16
ワールドランキングで首位を陥落したタイガーがその心境を語った

男子ゴルフの最新世界ランキングが11月1日(月)に発表され、05年6月12日から約5年間(281週)トップを守り続けてきたタイガー・ウッズが、ついにその座から陥落した。ちょうど同日にタイガーは日本を訪れており、「しばらく試合に出ていなかったし、勝ててもいないのでランキングが下がるのはしょうがないこと」とコメントを残している。

代わってトップに躍り出たのは、イングランド出身のリー・ウェストウッド。今季は米ツアー「スタンフォード・セントジュード選手権」で優勝しているほか、「マスターズ」と「全英オープン」で2位に入るなど、ポイントをハイペースで加算。2位のタイガーに1.6ポイントの差をつけ、自身初の世界ナンバーワンに浮上した。

同3位にはドイツのマーティン・カイマー(ドイツ)、同4位にフィル・ミケルソンが続く。先週の「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」で2位に入った石川遼は、51位から45位に浮上している。

なお、タイガーと石川は、今週4日(木)から中国で開幕する世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」への出場を予定。同大会にはウェストウッドも出場を予定しており、大きな注目を集めることになりそうだ。