朝7時から大ギャラリーを引き連れ…松山英樹は母国開催5年ぶりVへ「かみ締めながら、力に変えて」
◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前(6日)◇横浜CC(神奈川)◇7322yd(パー71)
午前7時16分と早朝のスタートにも関わらず、松山英樹の練習ラウンドには大ギャラリーがついて歩いた。母国開催のPGAツアーで感じるエネルギーは、やはり特別なもの。「楽しみな一週間になるかなと思います。きょうも朝7時からたくさんの人が来てくれている。すごくうれしいですし、その前でプレーできることは年間を通じて多いことではない。かみ締めながら、いいプレーをできるように頑張りたい」と力を込める。
7大会連続で世界選抜の一員として出場した「プレジデンツカップ」から、米国内の拠点に戻って一時帰国。「体調はあんまり良くない」とした上で、ゴルフの状態について「悪くはないと思いますけど、身体のコンディション次第で変わってくる。残り2日あるのでしっかりと仕上げたい」と調整を急ぐ。
この日は自らの名前を冠したアマチュア予選会で1枠を勝ち取った東北福祉大の後輩・長崎煌心とアウト9ホールをラウンド。そのまま17番からの上がり2ホールをチェックした。「少しウェット」というコースコンディションは、天候に恵まれる予報も踏まえてどんどん乾いて変化すると見る。いつも通り入念なグリーン周りのチッピングでは、5番や18番など奥のバンカーから左下がりのライで下り傾斜に落とすタフな寄せの確認に時間を割くシーンもあった。
千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野CCで行われた前身の「ZOZOチャンピオンシップ」を制した2021年から5年が経ち、横浜に舞台を移しても見据えるものは変わらない。前年は初日「72」で34位にとどまった後は3日間60台を並べ、通算8アンダー20位でフィニッシュ。「ことしは…という思いで頑張って調整している。そういう(大会2勝目への)思いはありますけど、まず自分の状態を上げて、最終日にいいところで争えるようにしたい」。優勝戦線に加われるかは、あくまでも自分次第。シンプルにやるべきことに集中している。
ひとつ変わるものがあるとすれば、やはり背中を押してくれる日本のファンの存在だ。「それを力に変えてプレーするだけだと思います」とうなずいた。(横浜市保土ヶ谷区/亀山泰宏)