池田勇太「いい3週間だった!」
2010/03/27 10:23
米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」の2日目を4オーバーの102位タイで迎えた池田勇太。予選通過のカットラインがイーブンパーか1オーバーと予想される中、トップから2組目の8時2分に10番ホールからスタートした。
10番はティショットを左サイドのバンカーに入れたが、2打目でピン横4mにつける。しかし、このバーディパットはわずかにショートしスコアを伸ばせなかった。その後もチャンスにつけながらもバーディを奪えず、14番パー3でボギーが先行してしまう。
16番でバーディを奪い4オーバーに戻したが、後半最初の1番でティショットを左サイドに引っ掛け、OBを叩いてしまった。このホールでダブルボギーを叩いたことで予選通過は完全に遠のいた。しかし、最後まであきらめず最終9番はバーディフィニッシュ。101位タイで予選落ちとなったが、次なる戦いに繋がるホールアウトになった。
3週連続での米ツアー挑戦を終えた池田は「怪我もなく3週間終わって、身体もそんなに悪くないし、自分のやりたいことはやれた。いい3週間だったよ。こういう結果も1回くらいあってもしょうがない」と淡々と振り返る。
池田は、明日の土曜日を完全なオフとする予定だ。この2週間池田と同行したトレーナーは「正直疲れは溜まっていますので、明日はゴルフを忘れる必要がありますね」と話す。池田の次なる戦い「マスターズ」が始まるのは一週間以上先。体力の回復と強化のトレーニングを行い、次週の日曜日から「マスターズ」の開催コース、オーガスタナショナルGCでの練習ラウンドを開始する予定だ。