米国男子ツアー

タイガーが心底を明かす!「勝てないのは僕のせい」

2004/07/01 09:00

久々に「Cialis ウェスタンオープン」参戦のタイガー・ウッズ。過去に3度優勝しているこの大会で、「全英」にむけてよい弾みをつけたいところ。しかし試合前の記者会見では、「全米オープン」の結果を受けて、8メジャー連続で優勝から遠ざかっているタイガー。ついにはプレーが不調な原因はエリンさんとの婚約のためではないかといった質問まで飛び出た。

タイガー・ウッズ
「エリンとは2002年にメジャー2勝をした時にすでに一緒に住んでいました。婚約したのは最近ですが、彼女とは以前から結婚するつもりでお付き合いをしてきていたんです。私たちの関係は何ら変わってません。僕がメジャーに勝てないのは彼女のせいじゃない。僕の家族でも、友人でも誰のせいでもない。僕のせいだ。僕がカップにもっと少ないショット数で入れられていないのがいけないんだ」

エリンさんの次にタイガーが刺されたプライベートな話題は、前コーチのブッチ・ハーモンとの確執。「全米オープン」中に飛び出したハーモンによるタイガーを中傷するような発言に関して、タイガーも憤りを見せていた。

タイガー・ウッズ
「ブッチとは直接電話で話したよ。周囲から流れ込んでくる情報に翻弄されてはいけないと思って、直接ブッチの口から彼の意見を聞きたかったし、僕も言いたかったからね。この間の問題以外にも互いに思っていることはすべて話し合ったよ。やはり友人やマスコミが間に入ってくると話はこじれるものだからね。直接話すことで不必要な誤解は解けたよ」 ブッチと離れて以来メジャー優勝のないタイガー。また今季はまだ米国ツアーで1勝しか挙げていない。タイガーがここまで勝てないのは1998以来のことだ。

タイガー・ウッズ
「自分が思い描くベストの状態ではないことはわかっている。でも自分が目指す状態に近づいているんです。何度もこればかり言っていると指摘されていることは分かってますけど。でも心の底から、目指す状態が近いと信じているんですよ」