池田は準備不足が祟り、逆転を許して1回戦敗退
2010/02/18 12:07
世界ゴルフ選手権「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の1回戦を迎えた池田勇太。世界ランクでは格上のニック・ワトニーを相手に、序盤の3ホールで2UPのリードを奪う幸先の良いスタートを切る。
だが、4番パー4から流れは一転。フェアウェイから放った2打目は、ピンをオーバーして16メートルほどのロングパットを残してしまう。ここで3パットのボギーを叩き、「あのボギーがいけなかったのかな」と、池田にとって勝負を分けるホールとなってしまう。
その後は6番から3連続でアップを奪われ、一気に劣勢に立たされる展開。さらに14番パー4では、ワトニーが2打目を直接カップに沈めるイーグルを奪い、池田も「ああいうのは、いつ何があるか分からない」と呆れ気味。最終的には3ホールを残した時点で4アップのリードを奪われ、4&3で1回戦敗退を喫した。
「自分としては、まだまだ準備不足。クラブの調整も必要だと感じた。まあ、やっと球が打てるようになったのは先週からだし、そう考えれば良い滑り出しだと思う」。池田は一時帰国し、次戦は3月11日(木)に開幕する世界ゴルフ選手権「WGC CA選手権」に出場。さらに、先日発表となった翌週開催の「トランジションズ選手権」(3月18日~)への出場も予定している。