米国男子ツアー

タイガー・ウッズ主催「ターゲット・ワールド・チャレンジ」プレビュー

2005/12/08 09:00

毎年恒例、タイガー主催のイベント、「ターゲット・ワールド・チャレンジ」に今年も世界ランキング上位25名中15名が参戦するという豪華な顔ぶれとなった。1年前の大会時にはビジェイ・シンに世界ナンバー1の座を奪われていたタイガー。今年は晴れてナンバー1として大会のホスト役を務められる。

タイガー・ウッズ
「2004年はスランプなどと言われていたからね。でもターゲットの前週に出た日本でのダンロップ・フェニックスで優勝できたことが大きな転機になったね。あの優勝で自分がやってきたスイング改造が正しかったと自信が持てた。ハンクとのスイング改造の日々の成果が出たと信じられたからこそ、その後の試合にも自信をもって臨めたからね。おかげで今シーズンは素晴らしい1年になっているよ。」

2004年の低迷期中、度々タイガーのコメントに出ていたスイング改造。その成果が実り、2005年シーズンはビュイック・インビテーショナルから始まり、2つのメジャーを含むPGAツアー6勝をマークした。タイガーはプロ転向後2度目のスイング改造を見事に成功させたのだ。

タイガー・ウッズ
「ブッチと最初のスイング改造を行ったときと、今回ハンクとやった2度目のスイング改造は大きく違ったね。ブッチとはスイング改造前も後も一緒に同じ目標を向いて技術を向上させることに集中していた。しかしハンクとのスイング改造はスイングの技術論ではなくスイングの哲学を考え直すという改造だったんだ。僕にとっては新しい考え方だったから、把握するのに時間もかかったし、難しい改造だったよ。」

※GDOでは本大会のハイライト動画を12月9日夕刻より放映予定です。ご期待ください。