2024年 パリ五輪

松山英樹が28年ロス五輪へ「絶対出たい」 2月に優勝のリビエラCC開催

2024/08/05 13:17
銅メダルを獲得した松山英樹が4年後の五輪出場にも意欲

◇パリ五輪 男子 最終日(4日)◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇7174yd(パー71)

日本男子ゴルフ界初のメダル(銅メダル)を獲得した松山英樹が、4年後の2028年「ロサンゼルス五輪」を目指す意向を明言した。

「今年勝ったコースですし、ロサンゼルスは知り合いが多いんでね。そういう意味でも絶対出たいっていう思いがある。4年間、また(出場権を獲得するために)頑張らなきゃいけないなとは思いますけど」。今年2月に優勝したPGAツアー「ザ・ジェネシス招待」の会場となるリビエラCC開催ということに加え、慣れ親しんだ街で行われることがさらにモチベーションをかき立てている。

次こそ金メダル?

無観客開催だった21年「東京五輪」から、今回は大ギャラリーの熱気の中での4日間だった。「トミーなんかはね、フランスなのにメチャクチャ応援されている。ロスでは(自分が)そうなるように頑張りたいと思います」と笑う。初日から3日間同組で銀メダルを獲得したトミー・フリートウッドは、ル・ゴルフ・ナショナルで行われた欧州ツアーと欧米対抗戦「ライダーカップ」で活躍。英国代表ながら、パリで連日大声援を浴びてプレーしていた。

リビエラCCは日本代表監督の丸山茂樹も縁が深い

国際ゴルフ連盟(IGF)は国際オリンピック委員会(IOC)に対し、ロス五輪での男女混合団体戦の導入を提案している。開幕前の公式会見で「興味はあります」と話していた松山は、この日メダリストとして臨んだ会見でも「いろんなフォーマットがこれから提案されると思うので、それはそれで楽しみだなっていう思いです」と話した。(フランス・ギュイヤンクール/亀山泰宏)

猛チャージをかける松山英樹
当地で優勝経験のあるフリートウッドが1打差

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