2024年 ザ・ジェネシス招待

タイガー・ウッズが途中棄権 10カ月ぶりのツアー復帰戦で完走ならず

2024/02/17 06:54
6ホールを消化して途中棄権したタイガー・ウッズ

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 2日目(16日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

49位からスタートしたタイガー・ウッズが、前半7番のティショットを打ち終えた時点で途中棄権。自身のホスト大会で迎えた10カ月ぶりのツアー復帰戦で完走はならなかった。

ウッズは6番までに1バーディ、2ボギーとスコアを1つ落とし、50位タイまでの予選通過圏外でプレー。7番の1打目をフェアウェイに運んだが、直後に棄権を申し入れてカートに乗り込んだ。

ウッズは昨年4月の海外メジャー「マスターズ」で「足底筋膜炎の再発」を理由に途中棄権。2週後に受けた右足首の固定手術からリハビリを経て、今週が10カ月ぶりとなるツアー復帰戦だった。初日は1オーバー「72」で完走したが、右足首を含む体の痛みや、終盤のプレー中で背中にけいれんが起きていたことを明かしていた。

2021年2月の自動車事故により右足などに大けがを負って以降、ウッズのツアー出場は今週で6試合目。22年「全米プロ」、23年「マスターズ」に続き3度目の途中棄権となった。ウッズは昨年12月のツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」において、足首の回復具合を報告した上で、2024年の出場については「最高のシナリオはひと月に1回」と述べていた。

2024年 ザ・ジェネシス招待