米国男子ツアー

2007年からザ・ゴルフ・チャンネルがNBCとCBSと共にPGAツアーの中継を担当

2006/01/12 09:00

PGAツアーでテレビ中継の新しい契約が発表された。今年で開局11周年を迎えたザ・ゴルフ・チャンネルは来年さらに大きな飛躍の年を迎えることになりそうだ。2007年からザ・ゴルフ・チャンネルはNBCとCBSと共にPGAツアーの中継を担当。15年契約を交わし、PGAツアーで主に予選ラウンドの中継を担当することになった。

また、ザ・ゴルフ・チャンネルが初日から最終日まで完全中継を行う大会はシーズン最初の3試合、「メルセデス選手権」、「ソニーオープン」、「ボブホープ・クライスラークラシック」を含む15試合。予選ラウンドの中継は合わせて33試合となる。

コミッショナーのティム・フィンチェム氏は、2007年からの新しいスケジュールでシーズンを通じてのポイントレース及び秋に行われる「クエスト・フォー・ザ・カードシリーズ」についても触れた。フェデックスカップに関しては2007年から6年間に渡りCBSとNBCが決勝ラウンドの中継を担当、ABCスポーツとESPNが抜けるため、CBSとNBCはこれまでよりも中継試合数が増え、その2社はワールド・ゴルフ選手権の中継も行うことになる。

ゴルフチャンネルの新しい契約に選手の反応は?

ビジェイ・シン
「素晴らしいことだと思います。これを機会にツアーに優れた選手が増えるよう願っています。毎年一人や二人じゃなくて何人もの若手が活躍するようになればツアーはさらに盛り上がるでしょう」

デビッド・トムズ
「いい契約が結ばれたと思います。長年、PGAツアーの良きパートナーだったゴルフチャンネルはさらに多くの中継を担当することは理想的ですね。ゴルフチャンネルの皆さんの仕事振りは立派ですし、私は中継だけじゃなくプリ・ゲームやポスト・ゲーム・ショーも楽しく見ています。これからは必ずしもゴルフファンではない人も、もっとゴルフチャンネルを見るようになると思います」