2022年 ケイデンス ヒューストンオープン

松山英樹は後半巻き返して首位と5打差発進

2022/11/11 10:39
松山英樹は首位と5打差(Logan Riely/Getty Images)

◇米国男子◇ケイデンス ヒューストンオープン 初日(10日)◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇7412yd(パー70)

10月の「CJカップ」(34位)以来、3週ぶりの出場となった松山英樹は4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「70」。イーブンパーの暫定53位で初日を終えた。

午前7時24分と早い時間のスタート、朝露が残るバミューダ芝のグリーンで序盤はなかなかパットが決まらなかった。2番(パー3)で2m弱を外し、5番は8mのバーディパットがカップに蹴られて惜しくも入らず。左ラフからの2打目でグリーンを外した6番でボギーを先行した。

続く7番(パー3)でティショットをミス。アイアンで思いっきり左に曲げて斜面の下を流れるクリークに落とし、手前から打ち直して3オン2パットでダブルボギーとした。この日初バーディはパー5の8番。2オンできなかったものの1mに寄せて決めた。

大会に向けて「いい調整ができた。ショットはだいぶ良くなっている」と話していた松山が盛り返したのは後半に入ってから。10番でスコアを落としたものの、11番で下り6mをカップ右から沈め、12番はアプローチショットをピンに絡めて2連続バーディを奪った。右ドッグレッグの16番(パー5)で2オンして、ピンまで14mを2パットで決めて、スコアをイーブンに戻した。

終盤の17番は5mのバーディパットがカップの縁に止まってしまって苦笑するシーンも。この日のフェアウェイキープ率は69.23%(9/13)、パーオン率は66.67%(12/18)。上位のスコアは伸びておらず、トップと5打差でまだまだ追える位置にいる。最終日に「63」をマークして2位に入った2年前の猛チャージ再現へ、まず初日は無難なスタートを切った。

2022年 ケイデンス ヒューストンオープン