サバティーニ「タイガーは倒しやすい」!?/ザ・プレーヤーズ
ザ・プレーヤーズ初日、タフなコンディションの中で5アンダーを叩き出しフィル・ミケルソンと並びトップに立った南アフリカ出身のローリー・サバティーニ。その自信溢れるコメントも時に周囲からは「過信」と誤解をされてしまう選手だ。
初日を終えたサバティーニは「絶口調」で、共同記者会見は笑いの連続だった。
-先週のワコビア選手権最終日前に、「タイガー・ウッズと周りたい」と言ったことがタイガーに対する挑戦状のように捉えられてしまったみたいだけど…。そうではなくタイガーと周るということは、いいポジションにいるという意味だったんだよね?
サバティーニ
「過去にタイガーと周った選手は、彼のすごいプレーを見て終わってしまった、と言っている。俺は彼のワンマンショーを見るために参加していない。今週もタイガーと最終日、最終組で周りたい」
-タイガーは今日「75」の大叩きだったけど…。フィルじゃダメなの?
サバティーニ
「ダメ!(笑)俺はタイガーと周りたいんだ。みんな同じ思いのはず。彼には追いついてもらって、日曜日にはリーダーボードの上の方で争いたい」
-ワコビア選手権ではタイガーはいつも通りスコアを伸ばし、あなたは逆に後退してしまった。タイガーを破る自信はどこから来るの?
サバティーニ
「でも面白いのは、あの日タイガーとラウンドしてわかった-タイガーは未だかつてないほど倒しやすい。先週は運が味方をし、彼のラウンドを好転させた。それに気づいた今、彼を倒せるという自信がさらについた」
-どうして「タイガーは未だかつてないほど倒しやすい」と思ったの?
サバティーニ
「ボールをうまく捕らえている時のタイガーを見たことはある。どんなショットを打たせても弱点がどこにもない時のタイガーを見たことがある。でも先週、彼は苦しんでいた。勝つのに必死だった。それを見て、彼を倒すチャンスは十分にあると思った」
-逆にタイガーが調子を取り戻したら、どうなると思う?
サバティーニ
「それも見たことがあるし、そんなタイガーは見たくないよ(笑)。俺は『ニュー・タイガー』が好きだ。これで子供が産まれて、彼の忍耐力はさらに試されることになるよね(笑)」
-今までの発言などから、同僚から誤解されていると思うときは?
サバティーニ
「昨日、誰かに言われたんだ。(全米雑誌)スポーツ・イラストレイテッドか何かの記事で、ツアー選手の25パーセントは俺とプレーしたくないと。まず、俺はこのツアーでプレーする選手の25パーセントは知らないし、さらに25パーセントは一緒にプレーしたくない奴らだよ(笑)。俺は友達を作るためではなく、試合に勝つためにプレーしているから」
-(ツアー屈指のスロープレーヤー)ベン・クレインは多分君に一票入れたんじゃない…。
サバティーニ
「ベンとはいつでもゴルフがしたいよ(笑)。彼ほどの紳士はいないし、ベンは人としてとても好きだよ」