米国男子ツアー

タイガーは「マスターズ」の苦い記憶を払拭できるのか!?/全米オープン

2007/06/17 09:00

初日、2日目とティショットが安定せず、ラフからのセカンドショットが続いていたタイガー・ウッズ。オークモントの罠に嵌まり続けていたタイガーだったが、決勝ラウンドに入ってからは、別人のようにフェアウェイを捕らえ続けた。その結果、今大会で自身初のアンダーパーをマークし、首位と2打差に迫る単独2位フィニッシュ。明日は最終組で2打差の逆転を狙うという、目の離せない非常に楽しみな展開となった。
しかし、思い返せばメジャー初戦の「マスターズ」。首位を1打差で追う2位タイの最終組をスタートしたタイガーは、スコアを伸ばせず無念の2位タイフィニッシュ。当時は無名に近かったザック・ジョンソンが優勝し、ジョンソンを一躍“時の人”とする引き立て役に終わってしまったことは記憶に新しい。

明日の最終日でともに回るのは、タイガーに2打差をつけている26歳の新鋭、アーロン・バデリー。PGAで通算2勝を挙げて知名度は高まりつつあるとはいえ、誰もが予想しなかったであろう“伏兵”には違いない。ジョンソンは逆転勝ちしたとはいえ、このシチュエーションは「マスターズ」を連想させる。タイガーが貫禄のプレーを見せて、「マスターズ」の苦い記憶を払拭するのか。それともバデリーが「マスターズ」に続く波乱を起こすのか!? 明日の最終日から生まれるドラマに注目だ。