米国選抜が6度目の優勝を飾る! 石川はシングルス戦で勝利/プレジデンツカップ最終日
米国カリフォルニア州にあるハーディングパークGCで行われている米国選抜対国際選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」の最終日、この日は全12試合のシングルスマッチが行われた。3日目を終えて米国選抜が12.5ポイントと3ポイントリード。17.5ポイント以上を奪えばチームの優勝が決まる為、米国は5試合、国際選抜は8試合が優勝の為に必要な勝利数だった。
前半は米国選抜が優勢に試合を進める。最初に勝負がついたのは第2試合のS.シンク対A.スコット。シンクが4&3でスコットを破ると、第1試合のH.メイハン対C.ビジェガスも、メイハンが2&1で勝利し、米国選抜が2ポイントを追加する。さらに第4試合でA.キムがR.アレンビーを5&3で下し、第6試合ではS.オヘアーがE.エルスを6&4で破って、米国選抜は早々に優勝まであと1ポイントに迫った。
次にポイントが動いたのは、第9試合のT.ウッズ対Y.E.ヤンの試合。1番でヤンがバーディを奪って1upとしたが、その後はウッズの猛攻が続く。3番でオールスクエアとすると、5番、8番、9番、11番とバーディでアップを積み重ね、最後は13番でバーディを奪って6&5で勝利。自身の勝利と同時に今大会の米国チームの優勝を確定させた。
その後は、国際選抜のG.オギルビー、T.クラーク、石川遼、A.カブレラが勝利で1ポイントを追加し、米国選抜はP.ミケルソンが勝利。J.レナード対M.ウィア、L.グローバー対V.シンの対決は引分けで共に0.5ポイントを追加した。
4日間の競技を終え、米国選抜が19.5ポイント、国際選抜が14.5ポイントとなり、米国選抜が6度目のプレジデンツカップ獲得を決めた。個人別に見ると、5戦全勝はウッズただ一人。今大会がプレジデンツカップ初出場となった石川は、3勝2敗で3ポイントを獲得した。