2022年 AT&Tバイロン・ネルソン

ヒール役は御免? ムニョスが“ゴールデンボーイ”と最終日最終組

2022/05/15 11:51
セバスチャン・ムニョスが1打差首位で最終日を迎える(Sam Greenwood/Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tバイロン・ネルソン 3日目(14日)◇TPCクレイグランチ (テキサス州)◇7468yd(パー72)

最終日最終組は地元ダラスのスター選手、ジョーダン・スピースの逆転優勝を期待する空気に包まれるかもしれない。そのスピースに1打差をつけて首位に立つセバスチャン・ムニョス(コロンビア)は、そんなムードを笑い飛ばす。

「ジョーダンはこの地における“ゴールデンボーイ”だから、みんな大好きなはず。僕にとっても良き友人だ。あしたはとても楽しくなりそうだね」

ムニョスもコースから50㎞ほどしか離れていないノーステキサス大で腕を磨き、現在はダラス近郊に拠点を構える立派なご当地選手。絶大な人気を誇る相手をリスペクトしつつ、2019年「サンダーソンファームズ選手権」以来となるタイトル獲得のチャンスを逃すつもりもない。

初日「60」のロケットスタート。2日目もライアン・パーマーデービッド・スキンズ(イングランド)に並ばれながら守った首位の座を、この日も譲らなかった。ティイングエリアが前に出された321ydの6番パー4で、ガードバンカーからチップインイーグル。「66」で通算21アンダーまで伸ばし、54ホール終了時点の大会レコードにあと1打と迫る195ストロークとして最終日を迎える。

プレーオフの末に優勝した「サンダーソンファームズ選手権」を含め、過去3度トップで迎えたラスト18ホールでは60台を出したことがない。「ベストを尽くすこと。それだけが僕にできることだ」。やはり伸ばし合い必至の最終日へ、ひるむことなく挑む。(テキサス州マッキニー/亀山泰宏)

2022年 AT&Tバイロン・ネルソン