2022年 バレロテキサスオープン

金谷拓実はまさかの2ダボ「たくさん練習を」

2022/04/01 11:15
難しい状況からショットを放つ金谷拓実。パーオン率も低迷した(Stacy Revere/Getty Images)

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 初日(31日)◇TPCサンアントニオ(テキサス州)◇7494yd(パー72)

金谷拓実は午前7時半過ぎの早朝ティオフ直後につまずいた。左ラフからのウェッジショットでグリーンをオーバーさせた前半2番(パー5)からまさかの3連続ボギー。風の穏やかなコンディションをいかせず、「77」の5オーバーと出遅れた。

5番で7mを沈めるバーディを奪い、反撃開始と行きたいところで、6番でまたボギーをたたいた。3Wでの第1打がフェアウェイバンカーにこぼれ、左足下がりのライからグリーンを捕らえられなかった。

2つ目のバーディを決めた直後の8番(パー5)では1Wショットが左へ。右ラフからの4打目は木に当たってバンカーに落ち、5オン2パットのダブルボギーを喫し、上位の背中がハーフターン時で遠ざかった。10番でもティショットを左に曲げたのをきっかけにダブルボギー。大きく後退した。

パーオン成功は半分以下の8ホール(44.44%)。「スタートから全然ダメだった」とショットに精彩を欠き、リズムに乗れなかった。前週、同じテキサス州で行われた「WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー」のようには粘り切れず、133位に低迷した。

正午過ぎにホールアウト。翌日の挽回を期す。「ゆっくり時間もあるので、たくさん練習してあした良いプレーができるように頑張りたい」と午後スタートの2日目に目を向けた。(テキサス州サンアントニオ/桂川洋一)

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