米国男子ツアー

タイガー・ウッズが事故後初の“実戦”へ 愛息とタッグ

2021/12/09 10:17
前回大会でもタッグを組んで出場したタイガーと長男のチャーリーくん(Mike Ehrmann/Getty Images)

タイガー・ウッズがフロリダ州で12月18、19日に開催されるツアー外競技「PNC選手権」(リッツカールトンGC)に長男のチャーリーさんとタッグを組んで出場することが8日に分かった。2020年大会に続く出場で、今年2月の交通事故後では初めての“実戦”となる。

ウッズは自身のツイッターを通じて「今年は長くて挑戦が続く年だったけど、息子のチャーリーとPNC選手権で締めくくれるなんて最高だ。父親としてプレーできることに、これ以上幸せで、誇りに思うことはない」とコメントした。

1995年に始まった大会はメジャーと「ザ・プレーヤーズ選手権」の優勝経験があるプロが、親や子どもとペアを組んで競い合う。総勢20組が出場する。それぞれがティショットを打ち、2打目以降はそのうちの1球を選んで打つスクランブル方式で行われる。

前年に父でコーチのマイクさんと組んで優勝したジャスティン・トーマスのほか、トム・ワトソンは息子とコンビを組んで参戦。6月の「全米女子プロ」を制したネリー・コルダがテニスの「全豪オープン」覇者の父ペトルさんと出場する。

ウッズは前年大会の最終日に“勝負服”の赤黒ウェアで臨んで7位で終え「言葉では言い表せない。チャーリーと一緒にこの経験をすることができた。それだけで一生忘れることのない思い出になった」と喜びを言葉にしていた。