2021年 フォーティネット選手権

愛息とのタッグで復活Vから1年 前年王者不在のワケ

2021/09/16 12:05
4月「RBCヘリテージ」では長男コナーさん(右から2人目)の誕生日に優勝したスチュワート・シンク(Sam Greenwood/Getty Images)

毎年秋に開幕するPGAツアーの初戦は2020年、当時47歳だったスチュワート・シンクが大会コース記録の通算21アンダーで優勝した。09年のメジャー「全英オープン」以来、11年ぶりとなった通算7勝目は、次男のレーガンさんをキャディに据えて手にしたものだった。

父子のストーリーで注目を浴びたディフェンディングチャンピオンは今年、不在だ。理由は週末に行われる長男コナーさんの結婚式に出席するため。大会が当初予定されていた時期から1週間早まったことで“ダブルブッキング”になったが、愛息の晴れ舞台を優先させた。

ジョージア工科大を卒業したばかりのレーガンさんをスポットで起用した前年大会以降、ふたりは正式コンビを継続し今年4月に「RBCヘリテージ」でも優勝。一方、コナーさんとは、13年12月にともにプレーヤーとして出場したツアー外競技の親子大会「ファーザー/サン チャレンジ」を制している。

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