2021年 全米オープン

松山英樹は“2月”との違いを警戒「イメージを消さないと上に行けない」

2021/06/17 10:07
過去2位が最高の今大会。目指すはその1つ上!

◇メジャー第5戦◇全米オープン 事前情報(16日)◇トーリーパインズGCサウスC(カリフォルニア州)◇7652yd(パー71)

マスターズチャンピオンとなって迎える2度目のメジャー大会。松山英樹は前週土曜日に1番から8番、18番の9ホール、日曜日に1ラウンド、月曜日は練習だけ、火曜日にアウト9ホール、水曜日にイン9ホールという調整で、大会初日へと入っていく。

開幕前日の松山はスイングを気にするような素振りもなく、終始リラックスした様子でプレー。1Wショットも安定し、アイアンも乱れるような気配はない。PGAツアーのレギュラーイベント「ファーマーズインシュランスオープン」が行われる1月末から2月と違って、ラフは深く、グリーンも硬いが「それに対応できるかが勝負。セッティングが違うので、(過去の)イメージは消さないと上には行けない」と頭の切り替えに注意した。

余裕の表情?

ラウンド後はパッティング30分、打撃30分、アプローチ20分ほどの最終調整。打撃練習では、石川遼と並んで打ち込みを行ったが、ここも軽めの調整といった雰囲気で、順調な仕上がり具合を感じさせた。

予選ラウンドはブライソン・デシャンボータイラー・ストラファシとのペアリング。「(いつもやっているコースでのメジャー大会は)違和感があるけど、いつも通り良いプレーができるように頑張りたい」と、定形的な言葉に意気込みを包み込んだ。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/今岡涼太)

練習場で並んで打つ二人

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