石川遼は2オーバー、ウッズが5アンダーで一歩リード／全米プロ初日

米国ミネソタ州にあるヘーゼルティン・ナショナルGCで行われている米国男子メジャー今季最終戦の「全米プロゴルフ選手権」初日、石川遼は3バーディ5ボギーの「74」、通算2オーバーでラウンドし、競技はまだ続いているものの暫定69位タイにつけている。

序盤、2番、5番とボギー先行の石川だったが、7番パー5でこの日初めてのバーディを奪うと、8番パー3でボギーを叩いたものの、9番、10番と連続バーディを取り返して、スコアをイーブンパーまで戻す。しかし、606ヤードの11番パー5をボギーとすると、13番でもボギーを叩き、結局この日は2オーバーでフィニッシュ。目標とする予選通過は2日目を終えて上位70位タイまで。ぎりぎりの位置で2日目を迎えることとなる。

この日、好スタートを切ったのは今大会5度目の優勝を目指すタイガー・ウッズ。ボギー無しの「67」で回って、現時点で単独首位に立っている。また、ディフェンディングチャンピオンのパトレイグ・ハリントンも4アンダーと絶好の滑り出し。その他、藤田寛之は1アンダー、片山晋呉は3オーバー、今田竜二は4オーバーで、それぞれ初日のラウンドを終えている。