米国男子ツアー

「経験のない痛み」 タイガー・ウッズが故障の状態を報告

2021/05/28 07:48
タイガー・ウッズ(Patrick Smith/Getty Images)

2月にカリフォルニア州ロサンゼルス郊外を走行中、単独の自損事故を起こしたタイガー・ウッズがリハビリ中の足のケガについて「過去の故障の経験からリハビリに長い道のりがあることを理解しているが、今回は今までに経験のない痛みだ」と明かした。取材を通じて米ゴルフダイジェストが27日に報じた。

スピードの出し過ぎとみられる事故でカリフォルニアの病院に緊急搬送され、退院した3月からフロリダ州の自宅で治療とリハビリに励んでいる。45歳のウッズはひざや腰など度重なる手術を経て何度も復活してきたが、右足の脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)を粉砕骨折した故障は「これまでとはまったく別物」だという。

ゴルフのプレー、ツアーへの復帰については言及せず「理学療法のおかげで、忙しく過ごしている。毎日の決まりごとをこなして、最初のゴールである自分の足で歩けるようになることを目指している。一歩ずつ進んでいる」と明かした。

4月に自身のSNSで披露した姿では右足にウォーキングブーツを装着して、松葉づえで立っていたが、今週フロリダ州内で悪性腫瘍と闘う女の子が投稿した記念写真では右足にブーツはなく、サポーターを巻いていた。