今田、片山、藤田が初ラウンド!/「全米プロ」練習日
2009/08/11 11:20
8月13日(木)から米国ミネソタ州のヘーゼルティン・ナショナルGCで開幕する、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の練習ラウンドが本格的に始まった。今田竜二は石川遼と2人で18ホールをプレーし、メジャー最長(7,674ヤード)となるモンスターコースに「タフですね。とにかく長い」と感嘆の声を上げた。
学生時代にラウンド経験があり、ほぼ10年ぶりにヘーゼルティンをプレー。「風が強くて、難しかったイメージしかない。グリーンにやっと乗せて、2パット。それくらいしか覚えていない」と当時を振り返る今田。その後はプロとなり、下部ツアーのネイションワイドで2勝。昨年はレギュラーツアーでも悲願の初勝利を挙げ、急成長を遂げて同じ舞台に戻ってきた。「気負いはないけど、年に4回しかないメジャー戦なので、良い成績を残したい気持ちはありますね」。今田にとっては、自らの成長を試す挑戦でもあるのだろう。
前日は練習場で調整のみを行った藤田寛之も、この日初めて18ホールをプレー。前週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」を4日間プレーした片山晋呉は、12時55分からハーフのみラウンドを行った。前週は通算12オーバーの72位と不本意な結果に終わったが、「コースが狭いし、メチャクチャ難しかった。あれで十分ですよ」と気持ちは前向き。「逆に、今週の方がぜんぜん易しいよね。距離も長くは感じないです」と、頼もしい言葉が返ってきた。期待の日本勢が、いよいよ戦闘モードに突入だ。