バイデン大統領「松山の偉業を祝福する」 日米会談後の会見で称賛

ジョー・バイデン米大統領は16日、菅義偉首相と初めて臨んだ日米首脳会談後の共同記者会見で、男子プロゴルファー松山英樹の「マスターズ」制覇を取り上げ、「日本人として初めてグリーンジャケットを母国に持ち帰った。この偉業を祝福したい」と称賛した。

バイデン大統領は、会談で話し合った日米共通の課題に関する約7分間の冒頭発言の終盤に「ヨシ、私はあなたが、日本の人々がどれだけ誇りに思っているか知っている」と菅首相に語りかけた。

「日本の若者（a Japanese boy）が米国に来て、なんとマスターズで優勝したんだ」と驚きを込めた様子で語り、「マスターズで勝ったんだよ。グリーンジャケットを勝ち取ったんだ」と繰り返した。

「松山は」と名前を挙げて「グリーンジャケットを母国に持ち帰った最初の日本人選手だ」と述べ、「日本の皆さん、私はこの偉業を祝福したい」と締めくくった。