米国男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<3月9日>

2021/03/09 07:04

2014年 パトリック・リードが史上最年少でWGCタイトル獲得

パトリック・リードが偉業を達成した(写真は2014年WGCキャデラック選手権)

フロリダ州トランプナショナルドラールで行われた世界選手権シリーズ「WGCキャデラック選手権」で、パトリック・リードが史上最年少の23歳7カ月4日でWGC初タイトルを獲得した。

2打差の単独首位から出て「72」にまとめて逃げ切り、通算4アンダーで通算3勝目を挙げ、前年までキャディを務めていた妊娠中のジャスティン夫人と勝利を喜んだ。

1990年以降、24歳になるまでに3勝をマークした選手は、タイガー・ウッズフィル・ミケルソンロリー・マキロイセルヒオ・ガルシアに続き5人目。「僕は世界の5本の指に入る選手だ」と豪語して物議をかもした。

ぽっちゃり体形で顔はベビーフェイスだが、米国選抜と欧州選抜の対抗戦「ライダーカップ」で相手を挑発するような姿もあってか、ヤジを飛ばされることもあるヒール役。プレーのトラブルも少なくないが、実力は折り紙付きで、その愛国心や闘争心などから、米国のファンの間では「キャプテン・アメリカ」と呼ばれる。

世界選手権シリーズでは2020年「WGCメキシコ選手権」(メキシコ・チャプルテペクGC)で2勝目を挙げた。