2日目から逃げ切りは55% スピース復活Vへ吉兆
2021/02/13 14:19
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ 2日目(12日)◇ペブルビーチGL(7051yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもパー72、カリフォルニア州)
前週大会4位のジョーダン・スピースが後続に1打のリードをつけ、通算12アンダーの単独首位で週末へ折り返す。6バーディ、1ボギーの「67」で回り、「間違いなく、最高の位置にいるよ。日に日に良くなるよう調整しながらしているけど、先週より良くなっている気がする」と力強くうなずいた。
スパイグラスヒルGCのインコースから出たこの日、14番でバーディを先行すると17番で2つ目のバーディを奪取。後半1番のパー5でボギーをたたくが、4番でバーディを獲り返した。5番では「(同組の) リッキー・ファウラーのがちょうど1フィート(30センチ)後ろにあった」とラインをしっかり読んで、約12mのバーディパットをねじ込んだ。
ショットの好調さを示す一方、「まだまだタイミングがずれるときもある。決勝ラウンドでは、そう簡単に12アンダーを出せるとは思えない。ぺブルが意地悪なぺブルになるかも」と慎重な面持ちだ。
36ホールを終えてトップに立つのは12回目で、これまでの勝率は55%。最後にトップで週末を迎えた2017年「ザ・ノーザントラスト」こそダスティン・ジョンソンにプレーオフで敗れたが、15年「マスターズ」からは8試合中6試合で優勝、と驚異的な数字をはじき出している。
「昨日よりもきょうの方が良くなってきている。明日も、きょうよりもう少しだけボールをコントロールできるようになっていると良いな」と4年ぶりの復活優勝に向けて意気込んだ。