米国男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<2月6日>

2021/02/06 09:12

1994年 ジョニー・ミラーがツアー25勝目

すでに“セミリタイア”状態だった46歳の優勝。ジョニー・ミラー本人もビックリだったという(Gary Newkirk/Allsport)

ジョニー・ミラーがカリフォルニア州のペブルビーチゴルフリンクスで開催された「AT&Tペブルビーチプロアマ」でツアー通算25勝目を飾った。

第3ラウンドを終え、首位ダドリー・ハートと1打差の9アンダー2位。さらに1打差の3位でトム・ワトソンが続いていた。最終ラウンドは「78」と大崩れしたハートに対し、「74」でしのいで通算7アンダー。風光明媚なモントレー半島での我慢比べを制して7年ぶりのタイトルをつかんだ。

当時46歳。1990年から前年までの4年間で5試合しか出場していなかった。優勝後もほとんどツアーに出ることはなく、これが最後のPGAツアー優勝となった。

「全米オープン」開催コースの中でも特に難しいとされるペンシルベニア州オークモントCCが舞台となった73年大会では、最終日に全18ホールでパーオンに成功して「63」をマーク。その後ジャック・ニクラストム・ワイスコフビジェイ・シン(フィジー)に並ばれたものの、大会の1ラウンド最少ストローク記録は破られていない。

98年に世界ゴルフ殿堂入りを果たし、2019年には30年近く務めてきたNBCでの解説を引退した。