米国男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<2月4日>

2021/02/04 07:00

1912年 バイロン・ネルソン生誕

2020年に米ツアー2勝目を挙げた丸山茂樹と大会ホスト役のバイロン・ネルソン(Chris Condon/PGA TOUR Archive/Getty Images)

テキサス州に生まれ、同郷のベン・ホーガンとともにグレンガーデンCCのキャディになったのをきっかけに12歳でクラブを握ったバイロン・ネルソン。引退前年の1946年には11連勝を含む年間18勝という大記録を残すなど、名プレーヤーとして輝かしい活躍を見せた。

プロに転向したのは20歳のとき。4年目の1935年「ニュージャージーオープン」でツアー初優勝を挙げ、1946年には第一線から退くも勝利を重ね、メジャー5勝含むツアー通算52勝を飾った。1974年の設立と同時に世界ゴルフ殿堂入り。2006年に老衰のため94歳で死去したが、現在でも5月に「AT&Tバイロン・ネルソン」と、名を冠する大会が開催されている。

70年以上経っても保持されている11連勝記録のほかに、当時の72ホール最少ストローク記録「259」(1945年「シアトルオープン」/62-68-63-66)、連続予選通過記録113試合、1シーズン平均ストローク「68.33」とあらゆる数字を打ち出した。

※72ホール最少ストローク記録は、2017年にジャスティン・トーマスが「253」(59-64-65-65/パー70)を樹立。連続予選通過記録ではタイガー・ウッズの141試合、1シーズン平均ストロークもウッズの「68.17」(2000年)となっている。