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ゴルフきょうは何の日<2月2日>

2021/02/02 07:00

1949年 ベン・ホーガンが瀕死の重傷を負う大事故

1960年頃のベン・ホーガン(Martin Mills/Getty Images)

車でテキサス州の自宅へと向かっていたベン・ホーガンが1949年のこの日、衝突事故で瀕死の重傷を負った。

深い霧で視界が悪い状況のなか、対向車線を走る長距離バスが追い越しをかけ、ホーガンの車と正面衝突。ホーガンは助手席のバレリー夫人の身を守ろうと覆いかぶさり、首、左腕、骨盤が砕け、左足首にはハンドルの柄が突き刺さり、顔は原形をとどめないほど損傷した。

しかし、この大事故からわずか16カ月後の1950年「全米オープン」(メリオンGC)で奇跡の大復活を果たした。脚に包帯やサポーターを巻いて出場し、最終ラウンドは3打差をつけてスタート。激しい痛みで足が動かせなくなる場面も見られたが、翌日行われたロイド・マングラム、ジョージ・ファジオとのプレーオフを制して復活優勝を飾った。

1953年には「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」と3つのメジャーを制覇。生涯グランドスラムも達成した。1974年に世界ゴルフ殿堂入り。1997年に84歳で死去した。

テキサス州のコロニアルCCには1949年の交通事故で大破したベン・ホーガン夫妻の乗った車の写真が飾ってある