2021年 ファーマーズインシュランスオープン

キャロウェイ“移籍”のラーム オデッセイパター投入でそろった14本

2021/01/30 14:45
今大会から新パターを投入したジョン・ラーム※写真は大会初日(Donald Miralle/Getty Images)

◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 2日目(29日)◇トーリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)

初日に難しいサウスコースでマークした「69」に続き、ノースコースで「67」を出して首位と1打差の通算8アンダー2位に浮上したジョン・ラーム(スペイン)。今週からヘッドに「2-ball Ten」の文字が確認できるオデッセイのプロトタイプパターを投入している。

世界ランキング2位のキャロウェイへの移籍は2021年最初のニュースとなったが、初陣の「セントリートーナメントofチャンピオンズ」ではパターのみテーラーメイド スパイダーXのまま。3週ぶりの出場で“オール・キャロウェイ”となった形だ。

パーオンホールの平均パット数は予選ラウンド2日間でフィールド5位の1.583と上々の数字をマーク。「自分のスコアからすると、かなりいい感じだと思う」と新たな相棒に及第点をつけた。

ここサンディエゴは2017年にPGAツアー初優勝を飾った思い出の地。「きょうのサウスコースは残酷だと思う。風と雨が降ったりやんだりで、フェアウェイからのショットだって、必ずしも簡単じゃない。きょうノースコースをプレーできた人は本当に幸運だった」。サウスコースへと戻る週末を前に気持ちを引き締めた。

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