2021年 全米オープン

「全米オープン」地区予選会を2年ぶりに実施 米国&カナダの109会場

2021/01/28 14:51
2020年はブライソン・デシャンボーが優勝した「全米オープン」(John Mummert/USGA)

全米ゴルフ協会(USGA)は27日、主催する6月の「全米オープン」の地区予選会を2年ぶりに行うことを発表した。4月26日から5月18日まで、米国とカナダの109会場で実施。通過者はその後、本大会出場をかけた最終予選会に進出する。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で予選会を開催しなかった。36ホールのストロークプレーで争われる最終予選の日程や会場は2月に発表する。また、19年まで行われていた日本を含めた他国での予選会開催については触れていない。

2段階の予選会となる現行のシステムは1959年に始まり、プロゴルファーおよびハンディキャップ1.4以下のアマチュアが対象。19年は地区予選に9125人が参加し、17人がペブルビーチGLでの本大会に進出、4人が決勝ラウンドを戦った。予選会からの出場で優勝したのは1964年のケン・ベンチュリー、69年のオービル・ムーディがいる。

「全米女子オープン」も予選会を4月から米国内で実施する。

今年の「全米オープン」はタイガー・ウッズが優勝した2008年大会以来、13年ぶりにカリフォルニア州のトーリーパインズGCサウスコースで行われる。

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