米国男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<1月17日>

2021/01/17 07:32

2016年 キャディから転身のゴメスがツアー2勝目

異色のキャリアを持つゴメスが優勝(写真は2016年ソニーオープンinハワイ)

「ソニーオープン in ハワイ」でファビアン・ゴメス(アルゼンチン)がブラント・スネデカーとのプレーオフを制し、ツアー通算2勝目を挙げた。

首位から4打差の5位でスタートすると、前半6番からの7連続を含む10バーディを奪い「62」をたたき出した。

通算20アンダーでスネデカーと並ぶと、18番(パー5)の繰り返しで行われたプレーオフ2ホール目に2オン2パットでバーディを奪った。スネデカーは3mのバーディパットを外して勝負が決まった。

8歳で始めたキャディがキャリアの出発点。キャディ業は17歳で見切りをつけて一念発起し、プロゴルファーを目指す道へ進んだ。2002年にプロ入りすると、主に米下部ツアーやラテンアメリカ、カナダなどでプレーした。

米ツアー初優勝を挙げた2014-15年シーズンでは165万1012ドル(約1億9340万円)を稼ぎ出し、一躍トッププレーヤーの仲間入りを果たした。

「キャディのころは良い思い出ではあるけれど、当時は遊ぶ余裕もなかった。今はいくらかのお金も稼ぐことができた」。同年のリオ五輪では通算5アンダー15位に終わった。