米国男子ツアー

ウッズの殿堂入りは22年に変更 コロナ禍で式典延期

2020/12/08 16:30
タイガー・ウッズの殿堂入り式典は延期に(写真は2020年「ZOZOチャンピオンシップ」)

米フロリダ州に拠点を置く世界ゴルフ殿堂は7日、2021年度に実施予定だった式典を新型コロナウイルス感染拡大の影響で22年3月に延期すると発表した。タイガー・ウッズを含む4人の殿堂入りが決まっている。

式典は3月のPGAツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」の期間中に当地で行われる予定だが、米国では依然として無観客での大会開催も続いており、来年時点で万全の態勢で式典を実施できるかは不透明。世界ゴルフ財団の最高経営責任者であるグレッグ・マクラフリン氏は「パンデミックの不確実性を考えると、式典を1年先送りすることでこの重要なクラス(殿堂入りの対象者)を認め、称える機会を増やせる」と明らかにした。

22年に改められた殿堂入りメンバーは、PGAツアー通算82勝(メジャー15勝)のウッズのほか、女性コース設計家だった故マリオン・ホリンズ、PGAツアーの前コミッショナーであるティム・フィンチェム、メジャー4勝で出産後もツアーで活躍したスージー・バーニングの4人となっている。