2020年 ビビント ヒューストンオープン

4バーディ4ボギーの“流れ”に不満も…小平智は決勝圏内でスタート

2020/11/06 10:03
小平智はイーブンパーで初日を終えた(Maddie Meyer/Getty Images)

◇米国男子◇ビビント ヒューストンオープン 初日(5日)◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇7432yd(パー70)

1週のオフを挟んで迎えた小平智は「70」で回り、イーブンパーの暫定29位タイでスタートした。バーディとボギーが4つずつのスコアカードには、「バーディを獲ったらすぐにボギーという感じで悔しかった」という評価。上り調子なだけに、不満も口にした。

ひとつ伸ばして迎えた後半アウト2番(パー3)、50㎝ほどのパットがカップの左フチに蹴られて手痛いボギーを喫した。カラーから7m近くをパターで沈めた4番をバーディとした後、5番でアプローチミスからボギー。傾斜の大きなグリーン、リニューアルしてからまだ1年ばかりの若い芝も読みにくく、オーバーパーを免れたスコアは耐えた格好でもある。

「(悪いリズムを)断ち切って、流れに乗れるかな…というところですぐに切ってしまう。そこがもったいない」と悔やむのも、2週前に出場した「ZOZOチャンピオンシップ」に入る前に感じた復調をキープしているからこそ。「ゴルフの調子は引き続き(良い)。明日伸ばしたいなと思います」と自信を持って言える。「そんなに悪くないので気分は悪くないが、スコアになってないので、明日はスコアにしたい」

35位だった「ZOZO」は出場選手全員が4日間をプレーした。小平がそれ以前に米ツアーで72ホールを戦い抜いたのは昨年1月の「ソニーオープンinハワイ」までさかのぼる。まずはもちろん、カットの網をかいくぐりたい。

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