片山晋呉が全米オープン欠場!
2009/06/15 15:02
今年の海外メジャー第1戦「マスターズ」で単独4位に入り、日本人プロゴルファーの第一人者としての地位を世界にもアピールした片山晋呉が、メジャー第2戦「全米オープン」の開幕直前の15日に欠場することを明らかにした。
片山の先週時点でのワールドゴルフランキングは35位。今回、ニューヨークのベスページで開催される「全米オープン」でも上位進出が期待されていた。しかし、持病の背中痛が悪化したために断念せざるを得なくなったと報道各社に通達された。
「マスターズ」以降、日本ツアーの開幕第2戦から出場している片山だが、その「つるやオープン」で9位に入ってから試合を重ねるごとに順位を下げ、先週の国内メジャー第1戦「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」は38位タイに終わった。
その前週の「三菱ダイヤモンドカップ」そして「ツアー選手権」と悪天候に見舞われるタフなコンディションでのプレーが重なり、疲労もピークに達していた。そして先週の国内メジャー第2戦「日本プロゴルフ選手権大会」には出場を辞退し、全米オープンへの最終調整を行っていたが、オーバーワークのために背中痛が再発してしまったという。
片山は今週1週間は静養にあて、次週は「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」に出場し、その後海外メジャー第3戦となる「全英オープン」に出場することを予定している。これで、今年の全米オープンに挑戦する日本人選手は、今田竜二、矢野東、横尾要、甲斐慎太郎の4名となった。