米国男子ツアー

16億円の損害賠償 トニー・フィナウが訴えられる

2020/09/28 14:41
トニー・フィナウ(Stacy Revere/Getty Images)

米男子ツアー1勝の31歳、トニー・フィナウが1600万ドル(約16億8700万円)の損害賠償を求められている。

フィナウの出身地である米ユタ州のデゼレットニュースによると、訴えたのは実業家のモロナイ・ホラ氏。フィナウが小学生だった1997年ごろに一家と出会い、フィナウの弟も含めてプロゴルファーを目指すための経費を援助した。

経費には住宅ローンの支払い、医療保険、生活費、レッスン代などがあり、これによりフィナウの家族はユタ州からフロリダ州に引っ越して技術を磨くことができたという。訴状によると、これらの費用は数年間で59万2000ドル(約6200万円)以上となった。

また、ホラ氏はフィナウと弟の2人の収入の20%が支払われる約束だったと主張。フィナウは2007年にプロ入りし、これまで2000万ドル以上(約21億円)の賞金を獲得している。

フィナウの代理人は「私たちはこの問題を認識しており、法的手続きに最大限の信頼を置いている。現時点では、これ以上のコメントはしない」との声明を発表した。