米国男子ツアー

10月「CJカップ」は韓国→米国開催に変更 アジアシリーズに新型コロナの影響

2020/08/25 11:44
前回覇者はジャスティン・トーマス(Chung Sung-Jun/Getty Images)

米国男子ツアー(PGAツアー)は24日、2020-21年シリーズで10月15日から18日に予定している「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」の開催地を韓国・済州島から米ネバダ州ラスベガスのシャドークリークGCに変更し、大会名を「ザ・CJカップ@シャドークリーク」とすると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大により、選手の移動が難しいことから、前月から開催地変更が報じられていた。

1週前に「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」(10月8日開幕/ネバダ州TPCサマリン)が予定されており、2週連続でラスベガスでの開催となる。

PGAツアー・インターナショナルのタイ・ヴォータウ社長は、新型コロナウイルスの影響を受ける現状を踏まえ、「CJグループと韓国PGAが協力し、支援してくれたことに感謝している。シュライナーズ・インターナショナルとラスベガスのトーナメントチームにも感謝の意を表したい」と話した。

CJカップは米韓ツアー共催大会として2017年から行われてきた韓国唯一のPGAツアー。ジャスティン・トーマスが初代王者に輝き、昨年は大会2勝目を挙げた。2018年はブルックス・ケプカが制した。

アジアシリーズとして、翌週に開催が予定されている「ZOZOチャンピオンシップ」(10月22日開幕/千葉・習志野CC)にも影響が及ぶ可能性が出てきた。