2020年 全米プロゴルフ選手権

ケプカ「前半でがっかり」 早々についえた3連覇の夢

2020/08/10 11:14
ケプカは最終日に崩れ、大会3連覇を逃した(Harry How/Getty Images)

◇メジャー第1戦◇全米プロゴルフ選手権 最終日(9日)◇TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)◇7251yd(パー70)

ブルックス・ケプカの大会3連覇の夢は早々についえた。「久しぶりにメジャーで悪いラウンドをした」。前半に4ボギーを重ねて「74」と崩れ、通算3アンダーの29位に終わった。

首位ダスティン・ジョンソンと2打差で出た。追手ではあるが、直近のメジャー10試合で4勝の実績ゆえ、本命とも言えた。ただ「ここでラフに入れるとタフだ。今週最も悪いライから打つことが多かった」。最後までティショットの安定感を欠いた。

3連続ボギーの入り口になった7番は、左ラフからの第2打が難しいライ。不調をはっきり認識し「控えめに言っても、4オーバーでハーフターンしたのはがっかりした。イーブンパーより良くないとバックナインでもうチャンスはないと思っていた」。同組のポール・ケーシー(イングランド)のメジャー初制覇を期待したという。

優勝した23歳コリン・モリカワを「この若さでメジャーを制し、大きな可能性を秘めた選手だ」と称賛。「今年は残り2つのメジャーがある。そこを考えるよ」と話した。

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