2020年 3Mオープン

ケプカ 左ひざは依然不安も「痛みは言い訳にならない」

2020/07/22 18:12
左ひざを痛めているケプカ※写真は2020年「ザ・メモリアルトーナメント」3日目(Andy Lyons Getty Images)

◇米国男子◇3Mオープン 事前(21日)◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)

世界ランキング6位のブルックス・ケプカが、左ひざに問題を抱えたまま大会を迎える。シーズン再開2戦目の「RBCヘリテージ」で7位に入ったのが今季唯一のトップ10入り。昨年10月の「ザ・CJカップ」(韓国)で濡れたコンクリートで滑って負傷した左ひざの状態は思わしくない。

「下り坂を歩くと少し痛みを感じる。でも痛みがあるからと言って、それを言い訳にしていいわけではない。理学療法士のトレーナーも来ているし、問題ないと思う」

ひざの状態を確認するため13日にMRI検査を受けたと明かした前週の「ザ・メモリアルトーナメント」。最終日に「80」をたたき、62位と下位に沈んだ。フェアウェイキープ率は50%、パーオン率44%と低迷。「本当にひどいプレーだった」と振り返る。

メジャー4度の優勝経験を持つケプカが今季プレーオフへの出場権を確保するための時間は残りわずか。現在のフェデックスカップランキングは154位で、プレーオフ出場権を獲得する上位125人から外れている。

次週から大会連覇がかかる「WGCフェデックス セントジュード招待」(テネシー州・TPCサウスウィンド)、3連覇がかかるメジャー「全米プロ」(カリフォルニア州・TPCハーディングパーク)と試合が続く。

「最近は調子が悪かったから良いプレーをする必要がある。毎週、結果が出ていないような気がするけど、だんだん良くはなってきている。致命的なミスの原因を探しています。そのミスを改善できれば、大丈夫」と初日をにらんだ。

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