米国男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<7月13日>

2020/07/13 08:05

1975年 トム・ワトソン全英デビュー戦初優勝 90ホール決着

ワトソン(右)とニュートン。名勝負を演じた2人が健闘をたたえてクラレットジャグを掲げた(Peter Dazeley/Getty Images)

スコットランド東部のカーヌスティで開催された「全英オープン」。トム・ワトソンがジャック・ニュートン(オーストラリア)との18ホールのプレーオフを制して大会初出場でメジャー初優勝を遂げた。

当時25歳のワトソンは正規の最終ラウンド18番で長いバーディパットを沈めてニュートンに並び決着は翌日へ。雨の中のプレーオフはともに1アンダーで迎えた最終18番(パー4)で、ワトソンがパーを確実にすると、ニュートンはバンカーからの第3打を寄せ切れず、5mのパーパットはカップ左へとわずかに外れた。名勝負を演じた2人に観客からは惜しみない拍手が送られた。

全英オープンのプレーオフが最終ラウンド翌日に18ホールで行われたのはこの大会が最後。ワトソンは8度のメジャー制覇のうち、全英オープンは歴代2位となる5度の優勝を果たしている。