2020年 3Mオープン

中断後初のギャラリー動員「メモリアル」 翌週「3M」で再び無観客に

2020/06/16 11:15
昨年の「3Mオープン」とはうって変わって、ギャラリー不在の大会になる

7月23日(木)からミネソタ州のTPCツインシティーズで開催の米国男子ツアー「3Mオープン」は15日、新型コロナウイルス感染防止のため無観客で実施することを発表した。運営は大会ホームページを通じて「ブレイン(地名)および周辺地域の安全が最重要であり、大会はPGAツアー、自治体および州政府と協力して選手、キャディ、コース内の人々の健康を守る」と明らかにした。

米ツアーは前週の「チャールズ・シュワブチャレンジ」で3カ月ぶりにシーズンを再開させ、同大会から5試合続けて無観客で開催した後、7月16日(木)開幕の「ザ・メモリアルトーナメント」(オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)で1日8000人を限度に初めてギャラリー入場を認める。

「3Mオープン」はその翌週。トーナメントディレクターは「私たちも人数を制限して来場者を認める計画もあったが、パンデミックからの復興を続けるべくこの方法で行う必要があると解釈した」と説明した。

同じ米国内でも地域差がある状況で、現段階で「メモリアル」以外の夏場の大会でギャラリー動員を宣言している大会はない。

今季のメジャー初戦となることが濃厚な8月6日(木)開幕「全米プロ」(TPCハーディングパーク)も無観客での実施が濃厚。会場のあるカリフォルニア州サンフランシスコの地元紙サンフランシスコ・クロニクルはこの日、主催の全米プロゴルフ協会が16日にも発表すると報じている。

2020年 3Mオープン