米ツアー「メモリアル」の観客動員 州知事が承認 同じ7月開催の米女子も
2020/06/06 10:25
米国男子ツアー(PGAツアー)の「ザ・メモリアルトーナメント」(7月16日~/オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)が、かねて予定してきた観客を入れてのトーナメント開催に前進した。
6日に同州のマイク・デワイン州知事がツイッターに「メモリアルトーナメントの安全計画を受け取った。それを承認する」と投稿。「入場人数を制限し、衛生設備を整え、場合によっては“一方通行”を導入する計画だ。公衆衛生の保護という観点から首尾一貫している」と評価した。
トーナメントサイドは観客数など詳細は追って明らかにするとしている。大会事務局長を務めるダン・サリバン氏は先月、トーナメントバッジに無線ICタグをつけて会場内で人が集まっているエリアをすぐに把握できるようにする計画に言及していた。
新型コロナウイルスの感染拡大で中断したPGAツアーは11日開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」(テキサス州コロニアルCC)で再開。「メモリアル」前週に同一会場で開催が決まった新規大会を含め、再開から5試合は無観客で実施する。
オハイオ州では同じ7月に米女子ツアーの再開初戦となる「マラソンクラシック by Dana」(23日~/ハイランドメドウズGC)も予定している。こちらも大会公式ツイッターで「デワイン知事が観客を入れてマラソンクラシックを開催することを許可すると発表しました。参加者全員の安全を優先する手順を共有していきます」とつづり、開催に近づいたもようだ。