米国男子ツアー

「オール・イン・チャレンジ」ってなんだ? ゴルフ界からバッバ・ワトソンが賛同

2020/04/17 10:10
バッバ・ワトソンが賛同したチャリティとは

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて世界中のスポーツイベントが開催を見送っている中、「オール・イン・チャレンジ」というチャリティサイトが話題となっている。

全米プロバスケットボールリーグ(NBA)、フィラデルフィア・76ersの共同オーナーで、米4大スポーツで公式ユニフォームなどを提供するファナティクス社の創業者でもあるマイケル・ルービン氏が立ち上げた、インターネットオークション形式の慈善事業。オークションへの参加や抽選権を購入する形で寄付することができ、寄付金は全額が子どもや高齢者、医療従事者への食事の提供に使われる。

これまでにスポーツ界や芸能界から多くの著名人が趣旨に賛同して出品。選手の貴重なグッズだけでなく、メジャーリーグ(MLB)の「ワールドシリーズ」第1戦で始球式ができる権利、NBAダラス・マーベリックスのプレシーズンマッチに出場できる1日契約権といったユニークな出品もある。

ゴルフ界ではマスターズ2勝を誇るバッバ・ワトソンが、レーシングドライバーのデニー・ハムリンと共同で出品した。フロリダ州にあるマイケル・ジョーダンのプライベートコースでラウンドできる権利には、PINGのカスタムオーダーのクラブセット、リシャール・ミルの高級腕時計といったプレゼントも含まれている。さらに飛行機やホテル代も込みの来年のストックカーレース「デイトナ500」観戦パッケージプランもついている。

自身のツイッターで豪華プランを紹介し、寄付を呼びかけたワトソン 。賛同者は次の候補者を挙げて支援の輪を広げる流れになっており、歌手のジャスティン・ビーバーらを指名した。