8月の全米プロに3つの計画「通常開催」「無観客」「会場変更」
2020/04/15 14:15
全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)のセス・ウォーCEOは、5月から8月への延期が決まった「全米プロゴルフ選手権」(カリフォルニア州・TPCハーディングパーク)について、無観客での開催を視野に入れていることを表明した。
14日、シリウスXMラジオのインタビューで「3つの計画がある」と言及。新たに設定された8月6日開幕のスケジュールで開催できるのが最も望ましいとしつつ、「2番目のオプションは観客のいないPGAチャンピオンシップ。3番目のオプションは米国の別の場所で開催することだ」と説明した。
「通常開催と同様に我々は準備ができている。ファンがいるかいないかに関係なく、テレビイベントとして開催する価値がある。世界はエンターテインメント、特にスポーツイベントに飢えていると思う」と話し、無観客でも開催する意義はあると強調した。
カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、今夏に同州で予定している大規模なスポーツイベントの開催について否定的な見解を示している。ウォー氏はカリフォルニア州が開催できないと決定した場合は代替地を探すとし、「今年PGAチャンピオンシップをプレーするためにできることはすべてやるつもりだ」と語った。