2020年 全米オープン

USGAが5億4000万円の基金設立 米全土のゴルフ協会を支援

2020/04/11 13:34
写真は2019年全米オープン

米国ゴルフ協会(USGA)は新型コロナウイルスの感染拡大で大会の中止やコースの閉鎖が相次いでいる現状を受け、各州にある連合ゴルフ協会支援のための基金を急きょ立ち上げた。

総額500万ドル(約5億4000万円)に上り、各協会は最大10万ドル(約1080万円)まで申請可能。ケースによっては追加の支援も検討するとしている。申し込み手続きは13日に開始される。

連合ゴルフ協会は米国50の州すべてで運営されており、「全米オープン」や「全米女子オープン」といったUSGA主催競技の予選実施だけでなく、ルール教育や老若男女問わずプレーの機会を提供するイベントを行うなど、ゴルフの普及にも大きな役割を担っている。

USGAのマイク・デービスCEOは「彼らはUSGAのコアサービス提供だけでなく、全国各地の何百万人ものゴルファーをつなぐ役割を果たしている」と支援の重要性を語った。USGAは2017年に大型ハリケーン「マリア」が発生した際も同様の支援を行っている。

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