米国男子ツアー

ガルシアが2840万円寄付 ナダルらの母国救済プロジェクトに賛同

2020/04/02 08:32
母国のコロナ救済で立ち上がったセルヒオ・ガルシア※写真は2018年「アンダルシア バルデラママスターズ」(Quality Sport Images/Getty Images)

2017年マスターズ覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、新型コロナウイルスによって深刻な被害が出ている母国救済のプロジェクトに参画した。

ガルシアはインスタグラムに第2子を妊娠しているアンジェラ・エイキンス夫人、長女アザレアちゃんと一緒に映った動画を投稿。テニスで4大大会通算19勝を挙げているラファエル・ナダル、NBAで2度のファイナル制覇を誇るパウ・ガソルが立ち上げたプロジェクトに賛同し、家族として24万ユーロ(約2840万円)を寄付すると表明した。

ナダルとガソルは3月下旬、新型ウイルスの感染拡大が止まらない母国を助けるため、1100万ユーロ(約13億円)を目安とした寄付金プロジェクトを立ち上げた。ガルシアだけでなく、サッカーのJリーグ神戸で活躍する世界的スターのアンドレス・イニエスタやロードレース世界選手権MotoGP王者のマルク・マルケスらも寄付する意向を示し、競技の枠を超えた広がりを見せている。

スペイン政府の発表によると、同国では31日時点で世界で3番目に多い8万5195人の感染者が出ており、7340人が死亡している。